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 ダックスフンドの毛色と繁殖について
    人気犬種のダックスフンドについて、その毛色の説明と、繁殖における問題点についてお話します。

公認されている毛色 |  白い毛色の問題点 |  繁殖上の注意点


公認されている毛色

ダックスフンドは大変魅力的で、人気の高い犬種です。その分、日本にいる頭数も多く、海外からも沢山輸入されました。
輸入された犬の中には、社団法人ジャパンケネルクラブが認めていない毛色を持った犬もおり、それらを繁殖に使ったことで、様々な問題が生じてきました。
まずは、認められている毛色をご説明しましょう。以下の通りになります。

1.スムースヘアードとロングヘアードの毛色
  (1)単色
     a.レッド
     b.マホガニーレッド
     c.イエロー
  (2)2色(タン マーキング)
     d.ブラック&タン
     e.チョコレート&タン
     f.ブラック&クリーム
  (3)ダップルカラー(斑点、及び タン マーキング)
     g.シルバーダップル
     h.チョコレートダップル
  (4)ブリンドル(黒の縞)
     i.ダーク ブリンドル
     j.レッド ブリンドル
     k.クリーム ブリンドル
  (5)タイガーカラー

2.ワイアーヘアードの毛色
  (1)上記1.(1)〜(5)
  (2)ワイルド ボアー カラー(野猪色)
  (3)ソルト アンド ペッパー

以上が、社団法人ジャパンケネルクラブが、犬種標準(スタンダード)で認めている色です。
この他に、特に白い毛色に関しては、
 「すべての毛色において、胸の白斑は許されるが好ましくない。」
としており、胸以外の部分に白毛は、大小に関わらず認められていません。 白の多いダブルダップルやパイボールドは、公認されていないのです。


白い毛色の問題点

ダックスフンドにおいて白毛が好ましくないのは、退色や退化に繋がるとされているからです。
特に、ダブルダップルの白毛は、致死遺伝を伴うことがあり、眼がブルーとなって視力が低下したり、聴力障害も現れます。
クリームなどの淡い毛色では、鼻,口唇,目,眼縁,足裏のバッドなどに色素の退色がみられます。

ダックスフンドの白毛が犬種標準(スタンダード)で認められていないのは、世界各国のブリーダーが、良いダックスフンドを作出していく長い過程において、「白毛は生存目的には適さない」と、判断をしたためです。
今後も、より犬質の高いダックスフンドを引き継いでいくためには、これに沿った繁殖が望ましいと言えます。

繁殖上の注意点

ダックスフンドの繁殖では、以下について注意しましょう。

(1)ダップルの交配
    ダップルは、ブラック&タンと交配するのが最適です。
    ダップル同士の交配は、白毛の多いダップルが生まれやすくなるので避けるべきです。
(2)パイボールドの交配
    パイボールドは、繁殖に使うべきではありません。
    パイボールド同士の交配は、パイボールドが固定されるので避けるべきです。
(3)淡い毛色
    クリームなどの淡い色で、鼻,口唇,目,眼縁,足裏のバッドなどに色素の退色がみられる場合は、
    交配しないか、交配相手を注意して選ぶ必要があります。