トップブリーダー訪問 《4》


ファニーレディース犬舎 伊藤 綾胡/加藤 正子
犬種:マルチーズ
犬舎所在地:愛知県
今回は、国産のマルチーズでヨーロッパ、アメリカで大活躍中のファニーレディースケネルをご紹介します。
昨年のヨーロッパウイナーをオス犬が受賞し、更に先日行われたばかりの世界2大ドッグショーである、ウエストミンスター展においては、遂にBOB(メス犬)を獲得しました。現在絶好調のトイブリーダーと言って良いでしょう。
さてファニーレディースさんは、現在に至るまで、国内外で約500頭
(うち、マルチーズ約150頭、パピヨン約250頭、その他 ヨーキー・ポメラニアン・トイプードル・ボーダーコリー・パグ約100頭)の自家繁殖犬を各国のチャンピオンにしています。
中でも、ワールドチャンピオン(ワールドウイナー)、ヨーロッパウイナーなど、犬の先進国でも高い評価を頂き、今年はトイドッグの本場アメリカのユカヌバカップ(全米ランキングトップ25のみのドッグショー)のBOS(ベスト オブ オポジット セックス)、ポートランドユカヌバカップBOB(ベスト オブ ブリード)&G2(グループ 2nd)を受賞したばかりの現役トップブリーダーさんです。
いつから犬を飼い始めましたか?
8歳の時、私が一人っ子という事で両親が遊び相手にと思い、知り合いのペットショップで犬を購入したのが始まりでした。
初めて飼育した純粋犬の種類は?
テレビドラマの影響で、シェットランドシープドッグと両親の好みで、柴犬を同時に購入し、飼育を始めました。
マルチーズとの出会いについて教えて下さい。
今から25年前に、母の友人がマルチーズのブリーダーをしていました。そこで、子犬を譲り受けたのがきっかけとなりました。
あなたの理想のマルチーズを教えて下さい。
極めてスタンダードに近く、被毛は純白で、表情豊かであると共に愛らしさを求めます。
あなたのブリーディングポリシーについて教えて下さい。
まだ未熟な私は、100%に近いとはとても及ばないけれど、色々な角度から見ても、どの審査員から見ても、評価の高い犬質を作って行きたいと思っています。
世界でショーイングを開始したきっかけと今後の目標について教えて下さい。
13年前に、日本からのアメリカにおけるショーイングが解禁となり、始めて自家繁殖のパピヨンを渡米させAKC.CH(アメリカ ケネル クラブ チャンピオン)を完成させたのがきっかけです。
今後の目標については、世界三大ドッグショーに参加することができ、その中で受賞するような完成度の高い犬を繁殖して行きたい。(注:世界3大ドッグショーとは、ウエストミンスター展、クラフト展、ワールドショーを言います。)
日本のマルチーズについて、どの様に考えますか?
マルチーズのファンシャーが極少数になってしまい、ドックショーの参加もほとんど少ない為、もっと多くの人に興味をもってもらいたいと思います。その中で数多くの高いクオリティのマルチーズを繁殖していくことが先決であると思っています。
最後に、日本のマルチーズファンシャーに一言お願いします。
日本のマルチーズも昔と比べれば、アメリカ、イギリスにも劣らないものが出来ていると思いますが、なにしろ頭数が余りにも少ないのが現状です。マルチーズファンシャーの皆様の一人でも多くの方たちがドッグショーに参加をして頂けるように呼びかけたいと思っております。
世界3大ドッグショーの2つにおいてBOBの栄冠をすでに獲得し、残すのは、イギリスのクラフト展のみになりましたね!
現在、日本のトイドッグブリーダーは、世界中で高い評価を受け、各国でBIS、ウイナータイトルを受賞しています。【トイ王国日本!】と言って過言ではないでしょう。
これからもきっとファニーレディースさんでは、素晴らしいマルチーズ達がブリーディングされ続ける事でしょう。更に今年は、遂に自家繁殖犬がイギリスにも渡りるそうです。
その犬達が世界中のドッグショーで、ご活躍し続ける事を心から願っております。
本日はありがとうございました。
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