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ブリアード (Briard)
FCIスタンダード No.113(大型犬、長毛種、ポインティングドッグ グループ)
■原産地
フランス
■用途
牧羊犬
■FCI分類
グループ1 シープドッグ&キャトル・ドッグ(スイス・キャトル・ドッグを除く)
セクション1 シープドッグ
■沿革
非常に歴史の古い犬種で12世紀の記録によるとフランク王のシャルルマーニュ(カール大帝、742〜814年)がこの犬を繁殖したと伝えられている。
しかし、長い間特に犬種名がなく、他の短毛種とともに草原の犬と呼ばれていた。
1898年にベルジェ・ド・ラ・ブリー(ブリーの牧羊犬)と呼ばれるようになり、のちにブリー、またはブリアードと呼ばれるようになった。
ブリーとはパリに近い地名である。
狼や盗賊から家畜を守る番犬として使用されてきたが、運搬犬として利用されたこともある。
■一般外貌
頑健で、柔軟性があり、筋肉質でかつ十分調和がとれている。
活発な動きと、バランスのとれた気質であり、攻撃的でも臆病でもない。
■頭部(ヘッド)
力強く、長く、頭部頭頂と鼻の先端の中間にはっきりとしたストップが見られる。
あごひげ、口ひげ、及び僅かに目を覆う眉を形成する。
■頭蓋部(クラニアル・リージョン)
額(フォアヘッド)
ごくわずかに丸みを帯びる。
■顔部(フェイシャル・リージョン)
マズルの上部(トップ・オブ・マズル)
鼻粱は真っ直ぐである。
マズル
幅が狭かったり、尖っていたりしない。
鼻(ノーズ)
丸いというよりスクエアであり、ブラック。
鼻孔は大きい。
歯(ティース)
強く、白くかつ完全なシザーズ・バイト。
目(アイズ)
水平で、よく見開き、かなり大きく、傾斜していない。
ダークで、利口で、穏やかな表情をしている。グレーの犬に見られるグレーの目はぺナルティーを課さない。
耳(イヤーズ)
高く付く。断耳され、直立して保持されるのが好ましい。
断耳されてない場合は頭部に対して平らではなく、どちらかというと短い。
クオリティーが同じ場合は、断耳され、直立して保持される犬が好ましい。
断耳されていない耳の長さは、頭部の長さの半分か、わずかに短い。
常に平らで、長い毛で覆われている。
■頸(ネック)
筋肉が発達し、自由に動く。
■ボディ
胸(チェスト)
幅広く(前脚の肘間が広い)、深く、十分に肘まで下りている。
背(バック)
真っ直ぐである。
尻(ランプ)
ごくわずかに傾斜し、わずかに丸みがある。
■尾(テイル)
全体的に十分に毛で覆われ、先端はフックを形成する。
低く保持し、真っ直ぐに垂れる。飛端まで達するか、最大5cmまで超える。
■四肢(クォーターズ)
十分に筋肉が付き、丈夫な骨で、真っ直ぐである。
飛節(ホック)
低すぎず、脚と角度を成し、飛節下は垂直である。
足(フィート)
丈夫で、丸い。(猫足と兎足の中間)
爪(ネイルズ)
ブラック。
指趾(トウ)
緊握している。
パット
丈夫である。
デュークロー
後脚に2本のデュークロー。
たいへんすばらしいタイプであっても、デユークローが1本のものには賞は与えられない。
繁殖においても排除される。
2本のデユークローは爪と共に2本の骨で構成され、出来る限り地面近くに位置し、足の位置をより確実にする。
■被毛(コート)
しなやかで、長く、ドライ(やぎの毛質タイプ)、わずかに下毛がある。
毛色(カラー)
欠点及び失格となる毛色を除き、フォーン、ブラック、グレーなど統一的な色調の全ての毛色が認められる。
濃い色調が推奨される。
四肢の下部に見られる色素脱失であるわずかに明るめの色調をバイ・カラーと取り違えてはならない。このわずかに明るめの色調は、地の色と同じ色調でなければならない(ダーク・フォーンに見られるリッチ・フォーン、ブラックに見られるより明るめのブラック、ダーク・グレーに見られるより明るめのグレーなど)。
フォーンは温かみのある、一律な色で、明るかったり、色あせたりしていない。

バイ・カラーに関して、皮膚の色を見るとダークな部分で青みがかり、明るい部分でピンクがかっている。
■サイズ
体高
牡:62〜68cm
牝:56〜64cm
体長は体高よりも重要である。
ブリアードの一般外貌はレインギーである。
■欠点
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
・ ローマン・ノーズ。
・ 切歯の1本ないし2本の欠歯。
・ 前臼歯の1本ないし2本の欠歯。
・ 欠陥のある口。わずかなオーバーショット。わずかなアンダーショット。
・ 短めの尾。フックのない尾。被毛が短すぎる尾。
・ 背のラインよりかなり上に保持した尾。
・ 非常に赤味がかかった光を放つブラック。十分な温かみにかけるフォーン、または色あせたフォーン。
■失格
・ 牡で62cm未満のもの、あるいは70cmを超えるもの。
・ ブラウン又は明るい色の鼻。ピンクの鼻。
・ 際立ったオーバーショット、アンダーショット。下顎の2本の第4前臼歯(PM4)の欠歯、又は場所に関わらず、全体で3本の欠歯。
・ ねじれた耳。直立した耳。
・ ハンティング・ホルンのように背上に保持するか又は垂直に保持した尾。
・ 尾の保持を矯正した跡が見られる尾。
・ 白い爪。
・ 7cm以下の短い被毛。柔らかい、ウーリー(羊毛状)。
・ ホワイト、ブラウン(チェスナット)、マホガニー、バイ・カラー、ホワイト・ブレーズ、足先に見られるホワイトの毛、フォーンの被毛で黒いマントルを形成するもの。明るすぎる色。
・ デュークローが1本。
・ デユークローが無い。
・ 爪があるとしても、左右いずれかの肢において2本のデュークローの骨の構造部分が、2本とも欠落しているもの。
・ 爪があるとしても、2本のデュークローのうちの1本の骨の構造部分が両肢とも欠落しているもの。
・ 陰睾丸