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ビション・フリーゼ (Bichon Frise)
FCIスタンダード N0.215
■原産地
フランス/ベルギー
■用途
コンパ二オン
■FCI分類
グループ9、 コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ
セクション1 ビション&関連犬種
■沿革
アフリカ犬陸に面した犬西洋上に浮かぶカナリア諸島の土着犬を、16世紀頃フランスで小型化するのに成功し、貴婦犬の間で香水で洗う白い抱き犬として流行した。
マルチーズやプードルの影響を受けているものと考えられ  る。
フリーゼとは縮れた毛、ビションは飾るという意味のフランス語で、もじやもじやの巻き毛に飾られた犬としてフランス国内で愛され  ていたが、今から20数年前アメリカで独創的なカットが開発され、これに工夫が加えられ,現在のショー・カットとなって世界的流行犬種となった。
■一般外貌
 快活で陽気な小型犬である。
動きの軽快な歩様で、中位の長さのマズルをもち、抜毛は長く、とてもゆるいコークスクリュー状の巻き毛で、これはモンゴルの山羊の抜毛にたいへん似ている。
頭部は誇らしげに高く掲げ、目はダークで生き生きとし、表情に富む。
頭 部(ヘッド)
 ボディと調和している。
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
 スカル
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
丸みがあり、ブラックで、きめが細かく、光沢がある。
マズル
決して太かったり、重かったりしてはならないが、スニッピーではない。眉弓の間の 額溝はわずかに認められる。
唇(リップス)
薄く、やや引き締まっているが、スキッパーキほどではない。ごく僅かに垂れて下唇 を覆うが、決して重々しかったり、垂唇だったりはしない。
通常は口角まで黒である。 下唇は重たくなく、明瞭でなく、たるんでいたり、口を閉じたときに粘膜が見えるよ うであってはならない。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
咬合は正常である。すなわちシザーズ・バイトである。
頬(チークス)
平らで、筋肉がつきすぎることはない。
目(アイズ)
ダークな色調で眼瞼もできる限りダークであることが望ましい。
やや丸みがあり、ア ーモンド型ではない。
斜めには付かない。
生き生きとし、大きすぎず、白目は見えない。ブリュッセル・グリフオンやペキ二ー ズのように大きくなく、出目でもない。
眼窩は突き出ていてはならない。眼球は目立 ちすぎてはならない。
耳(イヤーズ)
 垂れており、細かくカールした長い毛で十分に覆われ、何かに注目した時には、やや前方へ保持するが、前部の先端はスカルに触れるようであり、斜めには離れない。
耳朶の長さはプードルのように鼻まで届いてはならず、マズルの半分までである。プードルほど幅広くないが、見事である。
頸(ネック)
 かなり長く、高く誇らしげに保持する。
丸く、スカル近くは細く、徐々に大くなり、肩に滑らか、に連なる。
ボディの約3分の1の長さで  あり(27cmの体高の犬で体長が33cmの場合、頸の長さは11cmの割合になる)、頸はキ甲を基部とする。
ボディ
 ・腰(ロイン)
  幅広く、筋肉に富み、わずかにアーチする。
 ・尻(クループ)
  わずかに丸みを帯びる。 
 ・胸(チェスト)
  見事に発達している。胸骨は目立っている。
仮肋も丸みを帯び、急ではない。
胸は十分な深さで水平である。
 ・ひばら(フランク)
  ひばらは腹の部分で十分に巻き上がっている。
皮膚はきめが細かく、たるんでおらず、かなりウィペットのような外貌をしている。
尾(テイル)
 プードルよりも背のラインよりわずかに低く付く。
通常は上げて保持し、脊柱と調和して優雅にカーブを描くが、巻き込むことはない。
断尾されず、背と接触してはならないが、尾の飾り毛は背にかかってもよい。
四 肢(リムズ)
 ・前 肢(フオアクオーターズ)
  前望すると前脚はたいへん真っ直ぐで、垂直である。
立派な骨を持つ。
肩(ショルダー)
かなり傾斜しているが、突出していない。
上腕と同長の外貌である。約10cm。
上腕(アッパーアーム)
ボディから離れていない。
肘(エルボー)
外転しない。
中手(パスターン)(メタカーパス)
前望すると短く、真っ直ぐである。
側望するとごくわずかに傾斜している。
後 肢(ハインドクォーターズ)
骨盤は幅広い。
大腿(サイ)
幅広く、筋肉質である。
十分に傾斜する。
飛節(ホック)
プードルと比較した場合、ホック・ジョイント(飛節)はより角度がある。
足(フィート)
強健である。爪はブラックが理想であるが、それに準ずる色でも良い。
皮 膚(スキン)
 白い抜毛の下のピグメンテーションはダークであるのが好ましい。
生殖器官はブラックか、青みがかった色、あるいはベージュである。
被 毛(コート)
  毛(へア−)
  見事な絹糸状で、たいへんゆるいコークスクリュー状の巻き毛はモンゴルの山羊の被毛に似ている。
平らでも縄状でもなく7〜10cmの長さがある。
グルーミング
  足及びマズルを含めて整えられていなくてはならない。
毛 色(カラー)
  純白である。
■サイズ
 体高は30cmを越えてはならず、小型であることが好ましい。
■欠 点
 上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
 ・わずかなオーバーショット又はアンダーショット。
 ・抜毛が寝ていて平らなものや、ウェービーなもの、縄状のものや、抜毛が短すぎるもの。
 ・抜毛にまで色素沈着がみられ、錆色(赤)の斑をしているもの。
■失 格
 ・ピンク色の鼻。 
       ・肉色の唇。
 ・アンダーショット、オーバーショットで、
  切歯が触れない範囲まで発達しているもの。
 ・明るい目。
 ・尾が巻き込んでいるものや、らせん状にねじれているもの。
 ・ブラックの斑。
 ・陰睾丸。