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ボロニーズ (Bolognese)
FCIスタンダード N0.196
■原産地
イタリア
■用途
コンパニオン・ドッグ
■FCI分類
グループ9、 コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ
セクション1 ビション&関連犬種
■沿革
ローマ時代(B.C.272〜A.D.395 )に既に知られていたボロニーズは、権力者に最も愛好さ  れた贈り物であったと思われる。
1556年から1598年までスペイン国王であったフェリペ2  世は、貴族からの贈り物として2頭のボロニーズを受け取り、贈呈者に「これらの2頭の  小さな犬は皇帝に贈ることのできる最高の贈り物だ」という礼状を送っている。
ボロニー  ズはティツィアーノやブリューゲルやゴヤの絵画に描かれている。
■一般外貌
 小型で、ずんぐりとして、コンパクトで、ピュア・ホワイトの長い柔らかな抜毛で覆われ  ている。
・重要な比率
 スクエアな体躯構成で、体長と体高は等しい。
■習性/性格
 たいへん素直な性質で、通常は落ち着いている。
積極的で従順で、飼い主とその関係者に  きわめてよくなつく。
頭 部(ヘッド)
 中程度の長さで、体高の3分の1の長さに等しい。
頬骨弓の位置で測ると幅と長さは等し  い。
 ・頭蓋部(クラニアル・リージョン)
  スカル
  矢状方向(前後)にわずかにオーバル(卵形)で、上部はかなり平坦で、側面はやや 膨らんでいる。
前頭骨の隆起は明瞭である。スカルとマズルの縦軸は平行である。額溝   はごくわずかに認められ、後頭部の隆起もごくわずかにしか認められない。
スカルは  マズルよりもわずかに長い。
 ストップ
 どちらかというと明瞭である。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
 鼻(ノーズ)
 マズルのトップラインの延長線上に位置している。
側望すると前面は垂直になってい  る。
大きく、ブラックでなければならない。
 マズル
 頭部の長さの5分の2である。鼻梁は真っ直ぐで、マズルの側面は平行なので、マズ  ルの前面はほぼスクエアである。
眼窩下部は彫りが深い。
 唇(リップス)
 上唇はほとんど垂れ下がらず、下唇を覆わない。
そのためマズル下部の輪郭は下顎に  よって形成される。
 顎/歯(ジョーズ/ティース)
 顎は正常に発達し、上下の歯列は完全に噛み合う。
歯は白く、均等に生え、力強く、  欠歯のない歯列であるシザーズ・バイトで、 ピンサー・バイトも許容される。
  目(アイズ)
  ほぼ前頭部がなす平面上に位置している。
よく開き、大きさは普通より大きい。円形  虹彩の色はダーク・オークルである。
  耳(イヤーズ)
  付け根は高く、長く、垂れ下がっているが、付け根はかなりしっかりしており、その結   果、耳介の上部はスカルから離れているため、頭部は実際より大きく見える。
頸(ネック)
 デューラップはない。
長さは頭部の長さに等 しい。
ボディ
 体格構成はスクエアで、体長は体高に等しい。
キ 甲(ウィザーズ)
  トップラインからわずかに隆起する程度で   ある。
トップライン
背線は真っ直ぐで、腰はわずかに膨らみがあり、尻のラインに滑らかに連なる。
尻(クループ)
ごくわずかに傾斜していて、たいへん幅広い。
 前胸(ブリスケット)
  胸骨端はごくわずかに認められる。
 胸(チェスト)
  豊富な胸は、深さは肘まで達し、肋骨はよく張っている。
胸深は、体高のほぼ半分で   ある。
 アンダーライン
  胸骨の輪郭によって決まり、腹部に向かってわずかに巻き上がる。
尾(テイル)
 尻の延長線上につき、背上に巻いて保持する。
四 肢(リムズ)
 前 肢(フオアクオーターズ)
  全体をみると、前肢はボディの中心線に対して完全に真っ直ぐかつ平行である。
  肩(ショルダーズ)
かなり自由に動く。
 上腕(アッパー・アーム)
 ボディによく密着し、肩とほぼ同じ長さだが、肩ほど傾斜していない。
肘(エルボーズ)
 ボディの中心線に平行である。
 前腕(フオアアーム)
 上腕と同じ長さである。完全に垂直である。
手根(カーパス)及び中手(パスターン)(メタカーパス)
 前望すると前腕の垂線の延長線上に位置する。
側望するとパスターンはわずかに傾斜  している。
 足(フオアフィート)
 オーバル(卵形)で、パッドは弾力性に富み、ダークで、爪はブラックで、たいへん  硬い。
後 肢(ハインドクオーターズ)
 全体を見ると、後肢は後望した場合、坐骨端から地面に至るまで完全に垂直な直線上  になければならない。
互いに平行である。
  大腿(アッパー・サイ)
  長さは体高の3分の1の長さで、よく傾斜しており、完全に平行である。
  下腿(ローワー・サイ)
  大腿より長い。
  飛節(ホック・ジョイント)
  飛節の角度は狭すぎないこと。
  中足(リア・パスターン)(メタターサス)
  飛節の先端から地面までの距離は体高の3分の1よりもわずかに短い。
  足(ハインドフィート)
  前足と同じ特徴を持つが、前足ほどオーバル(卵形)ではない。
■歩 様(ゲイト/ムーブメント)
 自由で力強い歩様であり、頭部の保持には威巌と気品が感じられる。
皮 膚(スキン)
 全身においてぴったりと密着している。
外から見える粘膜及び第三眼瞼は必ずブラックで  なければならない。
被 毛(コート)
 毛(ヘアー)
  頭部から尾、トップラインから四肢に至るまで、全身長い抜毛に覆われている。マズ   ルの被毛は他の部位よりも短い。
かなりふわふわとして柔らかく、そのため平らには   寝ず房をなす。
決して飾り毛を形成しない。
 毛 色(カラー)
  ピュア・ホワイトで、斑もホワイトのシェードも全くない。
■サイズ
・体 高
  牡:27cm〜30cm
  牝:25cm〜28cm
・体 重
   2.5kg〜4kg
■欠 点
 上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例す  るものとする。
 ・斜視。
 ・ローマン・ノーズ。
 ・オーバーショット。
 ・体高が25cm未満あるいは33cmを越える牡、および体高が22cm未満あるいは32cmを越え  る牝。
■失 格
 ・鼻及び両目眼瞼の色素欠乏。
 ・ブラック以外の鼻。
 ・アンダーショット。
 ・ウオール・アイ。
 ・無尾。
 ・短尾。
 ・ホワイト以外の全ての毛色。
 ・斑および斑点のあるもの。
 ・陰睾丸。