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チワワ (Chihuahua)
FCIスタンダード N0.218
■原産地
メキシコ
■用途
コンパニオン
■FCI分類
グループ9、 コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ
セクション6 チワワ
■沿革
チワワは世界で最小の純血種であると考えられており、犬種名はメキシコ最犬の州の名前に由来している。
かつては野生に生息し、「トルテカ」文明時代にインディオにより捕らえられ、家畜化されたと考えられている。
トウーラに生存していた「テチチ」と呼ばれる小型犬の絵が街の建造物の装飾として使用されているが、これらの犬の像は今日現存するチワワにたいへん類似している。
■一般外貌
 この犬はコンパクトなボディをもつ。
最も重要なのは、スカルがアップル・ヘッドで、適度な長さの尾を尾先が腰へ向かった犬ーブもしくは半月状に高く保持することである。
・重要な比率
 体長は体高よりもわずかに長い。
しかしながら、特に牡においてはほぼスクエアなボディであることが望まれる。
牝は妊娠することから、わずかに体長が長くとも許容される。
■習性/性格
 機敏で注意深く、活発でありたいへん勇敢である。
頭 部(ヘッド)
 ・頭蓋部(クラニアル・リージョン)
  スカル
  十分に丸みを帯びたアップル・ヘッドであり(この犬種の特徴)ごくわずかなモレラがあるものと、ないものとがある。
  ストップ
  額がマズルの付け根の上で突出しているため、たいへん明瞭で、窪んでおり、広くなっている。
 ・顔 部(フェイシャル・リージョン)
  鼻(ノーズ)
  いかなる色も認められる。
鼻は程よく短く、わずかに上向きである。
  マズル
  側望すると短く真っ直ぐで、付け根は幅広く、先端に向かって先細る。
 唇(リップス)
  引き締まっており、ぴったりとついている。
  頬(チークス)
  ごくわずかに発達しており、たいへんすっ   きりしている。
  顎/歯(ジョーズ/ティース)
  シザーズ・バイトまたはピンサーズ・パイトである。
オーバーショット、アンダーショット、顎の異常は厳しいペナルティが課せられる。
  目(アイズ)
  大きく、丸く、大変表情豊かであり、決して出目ではない。
完全にダークである。明るい色の目は許容されるが、好ましくはない。   耳(イヤーズ)
  大きく、直立し、広がっている。
付け根は幅広く、わずかに丸みをもった先端に向かって徐々に先細る。
休息時には横に傾斜し45度を成す。
頸(ネック)
 ・頸すじ(トップライン)
  わずかにアTチしている。
 ・長 さ(レングス)
  中位の長さである。
 ・形(シェイプ)
  牝よりも牡は太くなっている。
皮 膚(スキン)
デューラップはない。ロング・コートの場合、長い毛で頸にラフがあることは大変望ましい。
ボディ
 コンパクトでしっかりとしている
トップラィン
 水平である。
キ 甲(ウィザーズ)
 ほとんど目立だない。
背(バック)
 短く堅い。
腰(ロイン)
 頑丈で筋肉質である。
尻(ランプ)
幅広く力強い。決して斜尻ではない。
胸(チェスト)
  胸郭は広く、深く、肋はよく張っている。前望すると適度な容量がある。
側望すると、肘まで達している。
決して樽胴ではない。 ・アンダーライン
  はっきりとしており、腹はいくらか引き締まっている。
緩んだ腹でも許容されるが、好ましくはない。
尾(テイル)
 尾付きは高く、適度な長さである。
根元は太く、先端に向かって徐々に先細る。尾の保持はこの犬種の顕著な特徴である。
先端が腰部に向かって丸みをもったカーブか、又は半月形で、高く保持する。
これはボディとバランスがとれている。抜毛はバラエティーに従い、ボディの抜毛と調和を保つ。
ロング・コートの場合、抜毛はプルームを形成する。
尾は休息時垂れており、わずかなフックを形成する。
四 肢(リムズ)
 ・前 肢(フオアクオーターズ)
  前脚は真っ直ぐで、十分な長さがある。
前望すると肘と一直線になる。側望するとよい角度である。
  肩(ショルダーズ)
  筋肉は適度で、すっきりしている。
肩甲骨と上腕の角度はよい角度である。
  肘(エルボーズ)
  しっかりとして、ボディに密接しているが、自由な歩様を妨げることはない。
  中手(パスターン)(メタカーパス)
  わずかに傾斜しており、力強く、柔軟性がある。
後 肢(ハインドクォーターズ)
後脚は十分に筋肉が付いており、骨は長く、垂直で互いに平行し、股関節、膝関節及びホック・ジョイント(飛節)で十分な角度を形成し、前肢の角度と調和がとれている。
飛節(ホック)
中足(リア・パスターン)(メタターサス)
短く、腱はよく発達している。後望すると十分な間隔があり、真っ直ぐで、垂直である。
足(フィート)
たいへん小さく、オーバル(卵形)で指趾はよく離れているが、広がらない(兎足でも猫足でもない)。
爪は特によくアーチし、程よく長い。
パッドはト分に発達し、たいへん弾力がある。
デュークローは除去しなくてはならない。
■歩 様(ゲイト/ムーブメント)
 歩幅は長く、弾むようで、力強く、活動的である。
前肢には十分なリーチがあり、後肢には推進力がある。
被望すると、飛節は互いにほぼ平行して動き、被足の跡は前足の跡にちょうど一致する。
スピードが増すと四肢は中心線へ収束する傾向がある。
歩様は楽々と負担なく弾むようであり、常に頭部を上げ、背はしっかりしている。
皮 膚(スキン)
 ボディの表面全体は滑らかで、弾力がある。
被毛(コート)
 ・毛(ヘアー)
  2つのバラエティがある。
スムース・コート
  被毛は短く、ボディに密生し、下毛がある場合、被毛はやや長めである。
喉及び腹において被毛がまばらであっても認められる。
翔と尾においてはやや長く、顔部と耳においてはやや短い。
被毛は光沢があり、柔らかい。被毛のない犬は許容されない。
ロング・コート
  被毛は細く、シルキーで、真っ直ぐかまたはわずかにウェービーである。
厚すぎる下毛は好ましくない。
耳、頸、前脚及び後脚の後ろ側、足及び尾の被毛は長くプルームを形成する。
長くうねっている被毛をもつ犬は認められない。
毛 色(カラー)
 全ての色調及び組み合わせが認められる。
■サイズ  500 g 〜3kgの間である。 1〜2kgの体重が好ましい。 3kg以上の場合は失格となる。
■欠 点
 上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
 ・アンダーショット。オーバーショット。
 ・重列歯。
 ・ローチ・バックまたは窪んだ背。
 ・尾:尾付きの悪いもの。短尾またはねじれ尾。
 ・膝蓋骨脱臼。
■失 格
 ・ディアー・タイプ(レーシーで骨量の軽すぎるもの)。
 ・垂耳。小さい耳。
 ・無尾。
 ・3kg以上の体重。
 ・陰睾丸。