フィールド・スパニエル (Field Spaniel) FCIスタンダード N0.123
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■原産地
イギリス
■用途
フラッシング・ドッグ及びレトリーバー・ドッグ。 鳥猟犬や郊外居住者の家庭犬として理想的である。都市には適さない。
■FCI分類
グループ8 レトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウオーター・ドッグ
セクション2 フラッシング・ドッグ
■沿革
最も古いランド・スパニエル種で、スパニエルの典型である。 ひところ、全ての狩猟スパニエルの一族をフィールド・スパニエルと呼んでいた。狩猟の作業をよくこなすスパニエルで、1892年以降は体重11Kgを境に2つに分けられ、大きい方をフィールド・スパニエル、小さい方をスモール・フィールドと呼び、後者はコッカー・スパニエルの前身である。サセックス・スパニエルの血を繰り返し使用し、19世紀後半に、より長く丈の低い体形が出現し手ショー・リングで一時人気を博した。 20世紀に入る頃には太り過ぎ、長すぎ、猟野で役に立つとは到底思えないほど脚が短かった。 1930年代と第2次世界大戦中には劇的に衰退し、1960年を迎えるまでには殆ど絶滅寸前となり、現在の全てのフィールド・スパニエルがたった4頭の犬の直系の子孫ばかりになるほどであった。 しかし熱烈な支持者の努力により、1995年の英国クラフト展では100頭の出陳を見るまでに復活した。
■一般外貌
均整が取れ、気品があり、すらりとした鳥猟用のスパニエルである。 活動的で耐久力のある体躯構成である。
■習性/性格
たいへん順応で、活発、敏感で、自立心が強い。
頭部(ヘッド)
血統の良さ、品の良さ、高貴さを感じさせる。
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
彫が深く、オクシパットは明瞭で、目の下の肉は少なく、ここが厚いと頭部全体が粗野に見える。 眉はやや盛り上がっている。
ストップ
適度である。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
よく発達しており、鼻孔はよく開いている。
マズル
長く、すっきりとしているが、スニッピーな感じや、スクエアな印象を与えてはならない。側望すると、鼻から喉にかけて穏やかにカーブしている。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
顎は力強く、欠歯のない歯列の正しい、完璧なシザーズ・バイトで、歯は顎に対し垂直に生えている。
目(アイズ)
大きく見開いているが、アーモンド形である。眼瞼はぴったりとし、瞬膜は見えない。厳粛で、優しい表情をしている。色はダークへーゼルである。
耳(イヤーズ)
適度に長く、幅広である。 付け根は低く、豊かな飾り毛がある。
頸(ネック)
長く、力強く、筋肉質であるため、難なく獲物を回収できる。
ボディ
背及び腰(バック&ロイン)
力強く、平らで、筋肉質である。
胸(チェスト)
深く、よく発達している。 肋は適度に張っている。肋郭はボディの3分の2を占める。
尾(テイル)
尾付きは低く、背線より上に保持されることはない。 豊富な飾り毛に覆われ、快活に動く。慣習上、3分の1に断尾される。
四肢(リムズ)
前肢(フォアクォーターズ)
脚は適度な長さで、真っ直ぐで、両肢歯平行である。
肩(ショルダーズ)
長く、よくレイバックしている。
後 肢(ハインドクォーターズ)
力強く、筋肉質である。
膝(スタイフル)
適度な角度を成している
飛節(ホック)
十分低く位置する。
足(フィート)
緊握し、丸く、パッドは丈夫で、小さすぎない。
■歩様(ゲイト/ムーブメント)
長く、ゆったりとしたストライドで、後肢には力強い推進力がある。 短く、ぎこちない歩様は好ましくない。
■被毛(コート)
毛(ヘアー)
長く、平らで、光沢があり、シルキーである。決して巻き毛や短毛、ワイアリーな被毛であってはならない。 密で、風雨に強い。胸、ボディの下部、脚の後ろ側には豊富な飾り毛があるが、飛節から地面まではすっきりしている。
毛色(カラー)
ブラック、レバー、ローン、及びそのいずれかにタン・マーキングが入っているもの。 単色の犬については、胸にホワイト又はローンが入っていても許容される。 クリアブラックや、レバーで胸以外にホワイトが入っているものは許容されない。
■サイズ
体高:約45.7cmである。
体重:18〜25kgである。
■欠点
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
■失格
・ 陰睾丸。
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