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イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル (English Springer Spaniel)
FCIスタンダード N0.125
■原産地
イギリス
■用途
フラッシング・ドッグ、レトリーバー
■FCI分類
グループ8  レトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウオーター・ドッグ
セクション2 フラッシング・ドッグ
■沿革
スポーティング・ドッグの中ではきわめて古い歴史を有する犬種である。
銃猟が発達する以前に、素晴らしいスピードで駆け出し、獲物に飛びかかって追い出してカスミ網に追い込んだり、鷹狩りの手助けをしていた犬の後裔である。
猟銃の普及により鳥を飛び立たせて打ち落とすようになっても、この犬のスピードや獲物を運搬する能力が高く評価されてきた。
ランド・スパニエルを改良したもので、別名をノーフォーク(英国東部の州)・スパニエルとも呼ばれた。しかし単独犬種として認められたのは1901年頃である。犬種名はスプリングのきいた飛び出しのスピードのよさから命名された。
■一般外貌
均整が取れ、コンパクトで、力強く、陽気で、活動的である。
イギリスのランド・スパニエルの中で一番脚が長く、最もレーシーな体躯構成である。
■習性/性格
友好的で、明るく、柔順な性格である。
臆病なものや攻撃的なものはたいへん好ましくない。
頭部(ヘッド)
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
中位の長さで、かなり幅広く、僅かに丸みを帯びている。
前顔部の盛り上がりが眉やストップを作り、目と目の間には額溝が前頭部から後頭まで走り徐々になくなる。
顕著であってはならない。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
鼻孔はよく発達している。
マズル
マズルはスカルの長さと釣り合いが取れ、かなり幅広く、厚みがあり、目の下はすっきりしている。
垂唇(フルーズ)
かなり深く、スクエアである。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
顎は力強く、歯は完璧な正しい歯列で、欠歯のないシザーズ・バイトで、顎に対して垂直に生えている。
頬(チークス)
平らである。
目(アイズ)
中位の大きさで、アーモンド形をし、出目でもなければ、深く付いてもおらず、しっかりとついている(瞬膜は見えない)。
注意深く、優しい表情である。色はダーク・へーゼルである。
明るい色は好ましくない。
耳(イヤーズ)
ロビュラーで、かなり長く、幅広で、頭部に沿ってついている。
付け根は目と同じ位置で、飾り毛は豊富である。
頸(ネック)
かなり長く、力強く、筋肉質で、スローティーネスはない。
僅かにアーチし、頭部に行くに従って先細る。
ボディ
力強く、長くも、短くもない。
腰(ロイン)
筋肉質で、力強く、僅かにアーチし、しっかり結合されている。
胸(チェスト)
深く、よく発達している。
肋はよく張っている。
尾(テイル)
尾付きは低く、背線より上に掲げられることはない。
被毛が豊富で、よく動く。慣習的に断尾される。
四肢(リムズ)
前肢(フォアクォーターズ)
前肢は真っ直ぐで、骨は丈夫である。
肩(ショルダーズ)
傾斜しており、よくレイバックしている。
肘(エルボーズ)
ボディにしっかりついている。
中手(パスターン)(メタカーパス)
丈夫で、柔軟である。
後 肢(ハインドクォーターズ)
後肢は十分な長さがある。
大腿(サイ)
幅広く、筋肉質で、よく発達している。
膝(スタイフル)及び飛節(ホック)
ほどよく曲がっている。粗野な飛節は好ましくない。
足(フィート)
緊握し、コンパクトで、丸い、パッドは丈夫で厚い。
■歩様(ゲイト/ムーブメント)
独自の歩様をする。前脚は肩から真っ直ぐ容易に伸ばす。
中足は前脚のラインを追うようにボディの真下を運歩する。
ゆっくりした歩様では、この犬種特有の側対歩が見られることもある。
被毛(コート)
毛(ヘアー)
密生し、真っ直ぐで、風雨に強く、決して粗野ではない。
耳や前脚、ボディ、後肢には適度な飾り毛がある。
毛色(カラー)
レバー&ホワイト、或いはブラック&ホワイトでこれにタンのマーキングがある場合もある。
■サイズ
体高は約51cmである。
■欠点
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
■失格
・ 陰睾丸。