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ウイペット (Whippet)
FCIスタンダード N0.162
■原産地
イギリス
■用途
サイト・ハウンド、レーシング・ドッグ、コンパニオン・ドッグ
■FCI分類
グループ10 サイト・ハウンド
セクション3 短毛のサイト・ハウンド
■沿革
約100年ほど前、小型のグレーハウンドにマンチェスター・テリア、ベドリントン・テリア、ホワイト・テリアなどの混血によって作出された。
最初スナップ・ドッグと呼ばれたが、おそらくウサギやネズミを殺す際の噛む力が強いことと関係があるらしい。
英国のダーハムやニューカッスルなどの鉱山地帯で競争犬として使用されたが、グレーハウンドのレースが一般化したことやショードッグとしての良さが見直され、以前ほどレースでは活躍していない。
走る姿勢が馬を鞭打って駆けるように見えることからウイペット(鞭犬)と名付けられたといわれている。
■一般外貌
筋肉の力強さと、機能的な美しさと優美なアウトラインのバランスが取れている。
スピードと働くために作られたような外躯である。
体躯構成において、いきすぎた形での誇張は避けるべきである。
■習性/性格
理想的なコンパニオンである。家庭でも、スポーツをする環境でもたいへん適応しやすい。
優しく、愛情豊かで、むらのない性質である。
頭部(ヘッド)
よいプロポーションの頭部であるためには、ほかの部分とバランスがとれていなくてはならない。
利口で、注意深く、優しく、魅力的な表情を持つ。
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
長く、細く、頭頂は平らである。
マズルに行くに従って細くなり、両目の間はどちらかというと広い。
ストップ
僅かに認められる。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
ブラック。毛色がブルーの犬に関してはブルーがかった色が許される。
レバーの犬に関してはレバー色、ホワイトやパーティ・カラーの犬に関してはバタフライ・ノーズも許容される。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
顎は丈夫で、力強く、すっきりしており、歯は完璧なシザーズ・バイトで、顎に対して垂直に生えている。
目(アイズ)
オーバルで、輝きがあり、表情は敏活である。
耳(イヤーズ)
ローズ・イヤーで、小さく、見事な手触りである。
頸(ネック)
長く、筋肉質で、上品なアーチを描いている。
ボディ
背(バック)
幅広く、筋肉質で、固く引き締まり、やや長めで、腰の上には明確なアーチがあるが、こぶがあるようではない。
腰(ロイン)
力強さと、パワーを感じさせる外貌である。
胸(チェスト)
心臓のためのスペースが十分にあり、たいへん深く、下胸も深く、たいへん明瞭である。
肋はよく張っている。
尾(テイル)
断尾した尾は背のトップライン上か、わずかに高く保持されるが、決してテリアのように直立したり、臆病さを示すほど低くはない。
活動時には尾の動きは快活である。
四肢(リムズ)
前肢(フォアクォーターズ)
前肢は真っ直ぐで、垂直についており、フロントは幅広すぎない。
肩(ショルダーズ)
傾斜し、筋肉質で、肩甲骨は脊椎の上端に達し、すっきりしている。
肘(エルボーズ)
ボデイの真下に付いている。
中手(パスターン)(メタカーパス)
僅かな弾力があり、力強い。
後 肢(ハインドクォーターズ)
力強い。
十分な角度のアンギュレーションがあり、強力な推進力を生み出す。
大腿(サイ)
幅広い。
膝(スタイフル)
十分な角度がある。
飛節(ホック)
かなり下の方についている。
足(フィート)
たいへん均整がとれ、指趾は長く、よくアーチして緊握し、パッドは厚く、丈夫である。
■歩様(ゲイト/ムーブメント)
自由で、推進力を生むために後肢はボディの真下に踏み込む。
前脚は地面近くを滑るように前に伸ばし、正しく前後に動く。
通常の歩様は竹馬歩様やハイ・ステッピング歩様、歩幅の狭い歩様ではない。
被毛(コート)
毛(ヘアー)
きめ細かく、短毛で、体にぴったりしている。
毛色(カラー)
毛色はあらゆる色が許可され、色がミックスされていても良い。
■サイズ
牡:47〜51cm
牝:44〜47cm
■欠点
上記の点からいかなる逸脱も欠点と見なされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
■失格
・ 陰睾丸。