ウェルシュ・スプリンガー・スパ二エル (Welsh Springer Spaniel) FCIスタンダード N0.126
|
■原産地
イギリス
■用途
フラッシング・ドッグ
■FCI分類
グループ8 レトリーパー、フラッシン グ・ドッグ、ウオーター・ドッグ
セクション2 フラッシング・ドッグ
■沿革
ウェールズ原産と言われるこの犬の沿革は不明な部分が多い。
しかし、ウェールズには約1000年前にスパニエルが存在していたことは事実であり、ウェルシュ・スプリンガー・スパニルもこのスパニエルの系統を継いでいるものと思われる。
この犬種はウェールズのみならずイングランドでも数百年にわたって飼育されてきたようで、当時の絵画の中にこの犬種と思われる犬がしばしば描かれている。
耳の形や体形からクランパー・スパニエルと在来のスパニエルによる混血説もある。 19世紀末にドッグショーヘ登場した頃はウェルシュ・コッカーと呼ばれていたが、1902年現在 の犬種名に改良された。酷暑極寒に耐える犬として知られ、熱帯地方の国でも飼育されている水陸両用の鳥猟犬である。
■一般外貌
均整がとれ、コンパクトであり、レギーではない。 耐久性と厳しい作業に適した体躯構成である。俊敏で活動的な動きで、相当な推進力を示す。
■習性/性格
たいへん古くから純粋性を保った犬種で、頑丈で、陽気でたいへん活動的である。 優しい性格で攻撃的であったり、神経質であったりしない。
頭 部(ヘッド)
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
均整のとれた長さで、わずかにドーム状になる。 目の下には十分な彫りがある。
ストップ
たいへん明瞭である。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
肉色からダークまでで、鼻孔は十分に発達している。
マズル
中位の長さで、真っ直ぐで、かなりスクエアである。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
顎は頑丈で、完全な規則正しいシザーズ・バイトで、顎に対して垂直に生えている。
目(アイズ)
ヘーゼルかダークで、中位の犬きさである。 出目でも窪んでもなく、瞬膜を見せない。
耳(イヤーズ)
程よく低くつき、頬に接して垂れる。 比較的小さく、先端に向かい次第に細くなり、
ブドウの葉に似た形を作る。
頸(ネック)
長く、筋肉質で頸はすっきりしており、傾斜した肩へしっかりと連なる。
ボディ
長くはなく、頑丈で、筋肉質である。 ボディの長さは脚の長さと釣り合いがとれていなくてはならない。
腰(ロイン)
筋肉質で、わずかにアーチする。カプリングは強い。
胸(チェスト)
胸は深く、肋は十分に張る。
尾(テイル)
尾付きは低くしっかりとしており、背線より上に保持することはない。 慣習的に断尾する。
動きは快活である。
四 肢(リムズ)
前 肢(フオアクオーターズ)
前脚は中位の長さで、真っ直ぐで、骨はしっかりとしている。
後 肢(ハインドクオーターズ)
力強く、筋肉質で、幅広く、十分に発達している。 後脚の骨は頑丈である。
膝(スタイフル)
程よい角度であり、内外転しない。
下腿(セカンド・サイ)
しっかりしている。
飛節(ホック)
十分に低い。
足(フィート)
丸く、厚いパッドをもつ。 堅く、猫足の様で、大きすぎず、また広がってはいない。
■歩 様(ゲイト/ムーブメント)
滑らかで、力強く、後肢の推進力によりグランド・カバリングに富む。
被 毛(コート)
回毛(ヘアー)
直毛で、寝ており、毛質はシルキーで、密生しており、決してワイアリーやウェービ
ーではない。 カールした抜毛は極めて好ましくない。 前脚及び後脚の飛節より上は程
よく飾り毛があり、耳及び尾には少しばかりの飾り毛がある。
毛 色(カラー)
濃いレッド&ホワイトに限る。
■サイズ
理想体高
牡: 48cm
牝: 46cm
■欠 点
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
■失 格
・陰睾丸。
|
|

|