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ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア (West Highland White Terrier)
FCIスタンダード N0. 85
■原産地
イギリス
■用途
テリア
■FCI分類
グループ3  テリア
セクション2 小型テリア
■沿革
ケアーン・テリアからしばしば白色の犬が生まれ、昔はこれを除去していた。
ボルタロッチのマルコムルスはこの白いケアーン・テリアに興味を持ち、他の白い犬種を利用して白いテリアをふやしていった。
この白いテリアがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの出現に大きな影響を与えた。 長い間この犬種とケアーン・テリアの交配が認められていたが、AKCが1917年両犬種の間から生まれた子犬の登録を認めないようになり、両犬種は完全に分離されるようになった。
■一般外貌
力強い体躯構成で、胸と後肋は深く、背は平らで、四肢は力強く、筋肉質で力強さと活動力のコンビネーションが最大の特徴である。
■習性/性格
小さく、活動的で、勇敢。
自尊心は高く、いたずらっ子である。
鋭敏で、陽気で、勇気があり、独立心が強いが、友好的である。
頭 部(ヘッド)
スカルは、マズルより僅かに長い。
頭部は被毛で厚く覆われており、頸の軸に対して直角かあるいはわずかに鋭角の角度で掲げられる。
頸の軸の延長線上に保持してはならない。
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
僅かにドーム状になっており、前頭部は滑らかな輪郭をしている。
スカルの耳の高さから目に向かってごく僅かに狭まっている。
ストップ
ストップは明瞭で、目のすぐ上には骨量のある、骨ばった隆起があり、僅かに目の上を覆う様になっている。
目と目の間は僅かに窪んでいる。
顔 部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
ブラックで、かなり大きく、マズルの他の部分となじむようにスムーズな輪郭をしている。
鼻は前方に突き出してはいない。
マズル
前頭部は目からマズルにかけて徐々に先細る。
ディッシュ・フェイスであったり、目の下が極端に窪んでいたりしてはならず、よく膨らんでいる。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
顎は力強く、平らである。犬歯と犬歯の間は広く、いたずらっ子の表情を作り出している。
歯は犬のサイズの割りに大きく、正しい歯列のシザーズバイトで、歯は顎に対して垂直に生えている。
目(アイズ)
目は広く離れて付いており、中位の大きさである。
丸い出目ではなく、ダークなものほど良い。
頭部に僅かに沈み込んでおり、鋭く、利口な表情で、ふさふさの眉毛の下から覗く目は見透かすような表情をしている。
明るい色の目は非常に好ましくない。
耳(イヤーズ)
小さく、直立し、しっかりと掲げられている。
先端は鋭く尖っており、耳と耳の間隔は広すぎず、狭すぎない。
被毛は短く、スムース(ベルベットのよう)で、切ってはならない。
頂点には飾り毛はない。
先端が丸みを帯びている耳や幅の広い耳、大きい耳、分厚い耳、被毛の豊富すぎる耳は非常に好ましくない。
頸(ネック)
頭部を適切な位置に保つのに十分な長さがあり、筋肉質で、付け根に行くに従って徐々に太くなり、傾斜した肩になだらかに連なっている。
ボディ
 コンパクトである。
腰(ロイン)
 幅広で、力強い。
胸(チェスト)
 深く、肋は上半分がよくアーチしており、側面は平らに見える。
後肋はかなりの深さがあり、最後肋骨から後躯までは短く、ボディは自由に動く。
尾(テイル)
 12.5〜15cmの長さで、堅い被毛に覆われている。
飾り毛はなく、直毛のもの程よく、元気よく掲げられている。
陽気に掲げすぎたり、背負ってはならない。
長い尾は好ましくないが、決して断尾してはならない。
四 肢(リムズ)
前 肢(フオアクオーターズ)
   前脚は短く、筋肉質で、真っ直ぐである。
分厚く、短く、堅い被毛で覆われている。
肩(ショルダーズ)
レイバックしている。
肩甲骨は幅広で、胸壁に密着して寝ている。
肩関節は前方に位置する。
肘(エルボーズ)
しつかりついており、前脚は自由に動き、ボディの軸に対して平行に動く。 後 肢(ハインドクオーターズ)
   力強く、筋肉質で、上部は幅広い。
脚は短く、筋肉質で、引き締まっている。
大腿(サイ)
   たいへん筋肉質で、両脚の幅は開きすぎない。
飛節(ホック)
 よく曲がって、ボディの真下についているので、静止している時も、動いている時も、互いにかなり近くに位置する。
真っ直ぐな飛節や弱い飛節は最も好ましくない。
足(フィート)
  前足は後足よりも大きく、丸く、適度な大きさである。
力強く、パッドは厚い。
短く、堅い被毛で覆われている。
後足はより小さく、パッドは厚い。
パッドの表面及び全ての爪はブラックであるのが好ましい。
■歩 様(ゲイト/ムーブメント)
  全体的に自由で、真っ直ぐ、軽やかに動く。
前望すると、脚は肩から自由に前に伸びる。
後脚の動きは自由で、力強く、前後肢が関連して動いている。
スタイフル(膝)と飛節はたいへん柔軟で、飛節はボディの真下につき、推進力をもたらす。
後脚のぎこちない竹馬歩様やカウ・ホックは非常に好ましくない。
被 毛(コート)
ダブルコート。
上毛は粗く堅く、約5cmで、全くカールしていない。
下毛は毛皮の様で、短く、柔らかく、ボディに密着している。
密着していないコートは最も好ましくない。
毛 色(カラー)
 ホワイトである。
■サイズ
 体高は約28pである。
■欠 点
 上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。
■失 格
 ・陰睾丸。