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夏の飼い方アドバイス

アフガン ハウンド
(大型犬、長毛種、サイトハウンド グループ)
JKCオールブリード審査員/龍田 武士
Copyright(C) 2005

本来の依頼は8,9月の飼い方でありましたが、まずは、そのキャラクターについて少しふれてみたいと思います。

アフガンなんてパートナーに選ぶべきではありません。
コートの手入れには膨大な労力と時間を費やし、ハウンドであるが故に運動量も並ではありません。
性格というと人の話を聞かない自己中心そのもの、呼べば反対方向に走り去ってしまう。
服従なんていうのは程遠く、その高飛車な態度から世間では「バカ犬」の烙印を押されています。
これでも貴方はアフガンを選びますか? 

さて、弁護側の意見として、
彼らが、極めてヒトに近い感情を持っていることを証明しましょう。
横柄で生意気な態度こそ、アフガンが高い知能と意志を持つ事を裏付ける行動なのです。
そんな、ちょっとビックリする様なエピソードをここでご紹介します。 
まだ、若い犬のいたずらに飼い主がキレてピシャリ!とやってしまったのですが、直後...愛犬のアフガンはサイドボードの下に潜って2日と半、 飲まず食わずで、ひどい目つきで飼い主をにらんでいたそうです。
ほとほと困った飼い主は、なだめて、すかして、あやまって、やっと機嫌をとりもどせたというのですから。 スネかたもフツーじゃない!! 

またアフガンをショーに出そうとする時、始めて審てもらうジャッジには、触審の上手なタッチの優しい人を選ぶべきです。
私の知るアフガンの中にはベビーパピーの頃、あつかいの荒いジャッジにあったせいで、その後触審をさせなくなった子が少なくないのです。
以前、私の所有していたアフガンは、嫌なジャッジの顔を一生涯忘れなかった位です。
ン?なんだか、結局、神経質で執念深いって事? 悪口みたいな弁護になってしまいました

アフガンはその容姿が語る通り犬の貴族です。支配しようなんて考えを持って接すると、必ずはねかえりが来るでしょう。
たとえ、名トレーナーをもってしても、アフガンのキャラクターを知らず、普通の犬の様に扱うと、とんでもない不良犬になる可能性があります。
まるで、そう.....生まれながらの王子様、王女様に膝まずいてご機嫌を伺うようなのも。
かかる手間もファンシャーにとってはたまらない魅力なのです。

以上を覚悟の上で、アフガンを選んでください。
かけた手間だけ、優しくした分だけ、きっと楽しませてくれるはずです。




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